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カトクティン (揚陸指揮艦) : ウィキペディア日本語版
カトクティン (揚陸指揮艦)


カトクティン(USS Catoctin, AGC-5)は、第二次世界大戦中のアメリカ海軍揚陸指揮艦である。アパラチアン級揚陸指揮艦の4番艦であり、艦名はメリーランド州のに因む。
==艦歴==

===1943-1944===
カトクティンは1943年1月23日、蒸気船メアリー・ホイットリッジとしてカリフォルニア州オークランドのムーア・ドライドック社にての契約の下進水。命名はA・H・モートン夫人による。同年8月31日に海軍に移管され、同日ハンス・バーナード・オルセン予備中佐指揮の下で就役した。
9月14日から10月11日の約1ヶ月をかけて、カリフォルニア州ロングビーチから東海岸のペンシルベニア州フィラデルフィアへと移動。そこで一旦退役し、作戦・通信司令船として改装を受け、チャールズ・オーウェン・コンプ中佐指揮下で1944年1月24日に現役復帰。大西洋艦隊に配属された。
慣熟航海が終わると、3月5日アルジェに向けてノーフォークを離れる。3月19日には第8艦隊旗艦となる。7月8日ナポリへと出港。ナポリではイギリス国王ジョージ6世が本艦を訪問した。数ヶ月の間、本艦は南仏侵攻作戦立案の旗艦を務めた。8月13日、作戦発動に伴いジェームズ・フォレスタル海軍長官を筆頭とした陸海空の高官を乗せてナポリを出撃。
8月15日早朝、上陸予定の浜辺の沖合いに到着。作戦中は陸海空を問わずあらゆる将兵、部隊に指示を発した。8月18日、ドイツ空軍の放った榴散弾により乗組員6人が戦死、31人が負傷した。9月9日トゥーロンに到着し、15日にはフランス艦隊とシャルル・ド・ゴール将軍を出迎えた。25日にトゥーロンを離れナポリへ向かい、年明けまでそこで過ごした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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